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Webライターになるには何が必要?
Webライターになるにはどうしたらいい?
育児や介護で働きに出ることが難しい方でも、未経験からでもWebライターとして収入を得ることは可能です。
実際、私も息子の登校しぶりをきっかけに、「在宅で仕事がしたい!」と未経験からWebライターになりました。
今では3社と業務委託契約を結び、安定して7〜9万を稼いでいます。下の画像は、実際にWebライターとして得た収入です。
転載:CrowdWorks
私は、10年以上調理師として働いていて、オフィスワークの経験はありません。それでも、子どもとの時間を大切にしながら、安定して収入を得ています。
この記事では、家族も大事にしながら自宅で働きたいと考えている方に向けて、Webライターの仕事内容や必要なスキルなど、実体験も交えながら解説していきます。
Webライターの仕事内容
Webライターとは、Webサイト上のコンテンツを書く人のことです。コンテンツには、今読んでいるブログ記事をはじめ、企業Webサイトのコラム記事などがあります。
他にも、楽天市場やAmazonなどのショッピングサイトに掲載する商品の説明文、You Tubeのシナリオ作成、メルマガ・DM作成など、Webライターの仕事内容は幅広くなっています。
仕事の流れ
Webライターは、文章を書くだけが仕事ではありません。「誰に何を届けたいのか」を明確にし、届けたい情報を集め、書く必要があります。なぜなら、誰にでも受けるようなコンテンツは、主張もボヤっとしてしまい、届かなくなってしまうからです。
具体的には、次のような流れでコンテンツを作っていきます。
- 企画作成
- リサーチ
- 執筆
- 校正
- 公開
各工程で何をするのか、一つずつ解説していきます。
企画作成
企画作成では、「誰に、何を届けたいのか」を考えます。読者を惹きつけるようなタイトルや何を伝えたいか、どういう順番で書いていくかといったことを決めていきます。
例えば、Webライターでもこれから始めようとしている人と、少し経験のある人では、内容が変わってきます。
未経験の場合:「簡単にできる!Webライターの始め方」
少し経験がある場合:「【Webライター必見】月5万円を達成するために必要なこと」
誰に向けて書くかによって、内容は変わります。
お仕事によっては、企画がすでに作られた状態で依頼されることもあります。
未経験の方は、記事を書くだけでも時間がかかります。企画が作られた状態で、執筆だけに専念できるお仕事を選ぶのがおすすめです。
リサーチ
リサーチでは、伝えたい内容に関連した情報を集めていきます。内容が濃く、正確な情報を書くためにも、リサーチは重要です。Googleで実際にキーワードを入れたり、電子書籍で関連する本を読んだり、いろいろな方法があります。
特にお金や健康に関する分野は、間違った情報を伝えてしまうと、読者に損害を与えてしまうことになります。また、情報を発信した側も信頼を失うことになり、大きなダメージとなります。官公庁や新聞社など、信頼できる発信者から情報を集めるようにしましょう。
リサーチをしっかりすることで、執筆もスムーズに進みますよ。
執筆
集めた情報をもとに、文章を書いていきます。読みやすく、わかりやすい文章を心がけましょう。
書き終わった後は、推敲します。推敲とは、いい文章にするために、適切な表現に直したり、誤字脱字がないか確認したりすることです。文章を声に出して読むのもオススメです。入力しているときには気づかなくても、声に出して違和感に気づくこともあります。
推敲が終わったら、担当者に原稿の確認を依頼します。お金に関する内容の場合は、ファイナンシャルプランナーなど、専門家に確認してもらうこともあります。
修正の依頼が来たら、すぐに対応しましょう。「私の書いた文章ダメだったんだ…」と必要以上に落ち込まなくて大丈夫。最初からうまくいかなくて当たり前です。担当者はよりいいものを作るために、修正を依頼しています。書いた人を傷つけようと思っているわけではありません。
繰り返しますが、Webライターの仕事は「伝えたい相手に届けること」です。修正を素直に受け止め、よりいいコンテンツを届けていきましょう。
入稿・公開
最後に、記事の入稿・公開をします。入稿とは、WordPressに原稿を打ち込んでいくことです。WordPressは初心者にでも簡単にWebサイトが作れるシステムで、日本では83.6%と高いシェア率となっています。今読んでいるこのブログもWordPressで作っているんですよ。
場合によっては、入稿が終わってから担当者の確認を受けることもあります。
公開は、記事をWebサイトにアップすることです。依頼によっては、公開までお願いされる場合もあります。
WordPressの入稿までできると、仕事の単価も上がります。入稿ができても、肝心の中身がいまいちであれば、継続して依頼されることはありません。まずは、濃いコンテンツを書けるようになることを目指しましょう。
Webライターに必要なスキル
未経験から始める方にとって、どんなスキルが必要なのか気になると思います。私自身、調理師として働いてきたため、オフィスワークの経験もなく、PCスキルは「入力と検索ができるぐらい…」といったところでした。
必要なスキルは下記の4つです。
PCスキル
文章力
リサーチ力
コミュニケーション能力
一つずつ詳しく見ていきましょう。
PCスキル
PCスキルは必須ですが、文字入力と検索ができれば充分です。タイピングが苦手でも、音声入力もできるため、スピードを求める必要はありません。もちろん速いに越したことはないですが、経験を積むごとに上がっていきます。
仕事で使うことが多いのは、Googleのドキュメントとスプレッドシート、MicrosoftのWordとExcelです。スプレッドシートやExcelで関数を使うのは文字数をカウントしたり、文字数の合計を計算したりする程度です。
担当者とのやりとりは、Chatworkというチャットツールをメインで使っています。こちらも文字入力やファイルの添付ができれば合格ラインです。
文字が打てる、検索ができる、2つの基本的なことができれば問題ありません。
文章力
文章力とは、伝えたいことを文章で正確に表現できる力のことです。難しく考える必要はありません。次のポイントを守るだけで、グッとわかりやすい文章になります。
「てにをは」を正しく使う
同じ文末は2回までにする
一文は長くても80文字におさめる
「てにをは」とは助詞のことで、文章の方向性を決める役割を持つものです。
例えば、次の文章。
「僕は本が好きです」
「僕も本は好きです」
助詞が違うだけで前後の会話が変わるのがわかるかと思います。
文末とは文章の語尾のことで、「です・ます」「だ・である」などがあります。同じ文末が続くと、くどい印象があり、読者が離れてしまう可能性も。続けても2回までにしましょう。
一文が長すぎる文章は、何が伝えたいのかわかりづらくなってしまいます。また、前半と後半で主語が変わる「文章のねじれ」が起きることもあります。長くても80文字に収めるようにしましょう。
3つのポイントを押さえるだけで、初心者感はなくなります。本やブログなどでも勉強できます。スキマ時間に読んでみましょう。
リサーチ力
リサーチ力は、正しい情報を集める力のことです。集めた情報をもとに執筆するため、リサーチによってコンテンツの質が左右されます。
また、新しい情報を探すようにしましょう。例えば、年金に関する情報で10年前の国民年金保険料を伝えても、全く意味がありません。今の情報を伝える必要があります。
調べたいキーワードに「pdf」「or.jp」などを付けると、公的機関が発信している情報にたどり着けることがあります。
リサーチはコンテンツの質の高さを決める大事な部分です。足りないと、執筆し始めてから調べ直さなければいけないこともあります。知りたい情報にたどり着ける力を身につけましょう。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、ここでは、担当者の思いを汲み取って提案する力と言い換えます。Webライターの仕事はチャットでのやりとりがメインで、顔を合わせる機会はめったにありません。
文章でやりとりをしなければならないからこそ、「何を求めているのかな」「こうしたらやりやすいかな」など、担当者が仕事をしやすいように配慮する必要があります。
例えば、質問をしたいとき。いきなり疑問を投げかけるよりも、イエス・ノーで答えられるようにしましょう。具体的には、次のような感じです。
「〇〇についてどうすればいいですか?」
「〇〇について××しようかと考えておりますが、いかがでしょうか?何か他に方法がありましたら、ご教示ください」
担当者とやりとりしているライターは、一人ではありません。やりとりが簡潔に済むよう、気を配りましょう。
Webライターのメリット
実際にWebライターとして働いている私が思うメリットは次の3つです。
自宅で働ける
スキルが身に付く
未経験から始められる
一つずつ、実体験も交えながら解説していきます。
自宅で働ける
自宅で働けるのは大きなメリットです。通勤時間もかからず、PCを開けばすぐに始められます。
私は副業でWebライターとして働いています。週3は保育園で調理師のパート、空いた時間にWebライターをしています。パートがない日は、子どもを見送ってすぐ作業、帰ってくるのを待ちます。帰ってきた後は、おやつを食べたり、宿題を見たり、一緒に過ごす時間を大切にしています。
子どもの体調が悪いときは仕事量を減らしたり、自分の気分が乗らないときは家事したり、自分のペースで働けるのも魅力です。
スキルが身につく
文章力はもちろん、PCスキル、マーケティングスキルが身につきます。修正依頼は絶好のチャンスです。どこが悪かったのかを知り、次に活かすことで、よりよい文章が書けるようになります。
また、PCスキルも格段に上がります。経験を積んでいくと、図解や画像を作る機会もあります。大抵のわからないことは調べれば出てくるため、怖がる必要はありません。図解や画像を作れるようになると、単価が上がることもあります。積極的に身につけていきましょう。
最後にマーケティングスキルです。Webライターの仕事は「伝えたい相手に届けること」です。伝えたい相手がどんな情報を求めているのか、どう伝えるのが一番いいのかを考える必要があります。マーケティングはビジネスの基本とも言える部分です。身につけることで、仕事の幅も広がります。
未経験から始められる
未経験から始められることです。資格もいりません。PCとインターネット回線があれば始められます。また、他の在宅ワークと比べても始めやすくなっています。
例えば、Web制作やプログラミングはプログラミング言語を勉強する必要があります。動画編集もソフトウェアや高性能のPCを用意しなければいけません。
事実、私も未経験から始めています。詳しくは後で説明しますが、クラウドソーシングサイトに登録したら、あとは応募するだけです。「やってみよう!」と行動すれば、誰にでも始められます。
Webライターのデメリット
もちろんデメリットもあります。
乗り切れるかどうかが、Webライターとして活動できるかどうかの分かれ道となります。理解した上で始めるようにしましょう。
収入が安定しない
収入が安定しないことです。クラウドソーシングサイトのお仕事は、案件単位での契約となります。案件がなくなったら、契約終了となります。
私も「突然のご連絡で恐縮ですが、来月で終了します」と連絡が来たこともあります。いつ終わるかは全く予想がつきません。
「お仕事あるから大丈夫!」と安心していると足元をすくわれてしまいます。定期的に新しいお仕事に応募するようにしましょう。
安定して稼げるようになるまで時間がかかる
安定して稼げるようになるまで時間がかかります。私の場合、最初は1文字0.7円からスタートしました。下記の画像が実際の報酬額です。
転載:CrowdWorks
クライアントさんが支払っているのは561円ですが、クラウドソーシングサイトは手数料が取られるため、実際に受け取るのは386円。1件700文字と少ない文字数でしたが、初めてのこともあり、1時間以上かけていました。
「パートで働いた方が効率よくない?」と思ったときもありましたが、実績を作ると、文字単価のいい案件も応募できるようになります。下は、2ヶ月後の報酬画像です。
転載:CrowdWorks
1文字1円の案件が決まったときです。1文字0.7円の案件も継続していて、報酬確定日が同じになっていることから、こなせる数が増えてきているのがわかるかと思います。
収入が安定するまでは時間がかかりますが、実績を積み、定期的に新しいお仕事に応募していれば、確実に上がっていきます。
Webライターに向いている人
「私ってWebライターに向いてる?」
「Webライターに向いてる人ってどんな人?」
ここではそんな疑問にお答えしていきます。
好奇心が旺盛な人
好奇心旺盛な人です。Webライターの仕事は、文章を書くだけでなく、リサーチも重要です。いろいろな分野の情報と触れることになるため、「そうなんだ!」「知らなかった!」と知らないことにも興味を持てる人が向いています。
読み書きが得意な人
読み書きが得意な人もWebライターに向いていると言えるでしょう。リサーチではWebや本から情報を集めるため、長い文章を読むことに慣れている方にはピッタリです。
コツコツと取り組むことが好きな人
コツコツと取り組むことが好きな人も向いています。リサーチも執筆も、ひたすらパソコンに向かう作業となります。飽きっぽい人には難しいかもしれません。
また、初心者のうちは、実績を作るために、案件を一つずつこなしていく必要があります。コツコツ取り組める人が、力を付けていけるでしょう。
未経験からWebライターになる方法
未経験からWebライターになるための方法を、7ステップで解説します。
1.必要なものを準備する
2.クラウドソーシングサイトに登録する
3.プロフィールを入力する
4.案件に応募する
5.テストライティングを行う
6.記事を作成する
7.納品する
一つずつ解説していきます。
1.必要なものを準備する
まず、必須となるのがPCとインターネット回線です。スマホやタブレットでは画面が小さく作業がしづらいため、PCをおすすめします。持ち運びができるノートPCだと、自宅以外でも作業ができます。
WebライターにおすすめしたいPCのスペックは下記の通りです。
CPU | IntelならCorei5以上 AMDならRyzen5以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | SSD256GB以上 |
大きさ | 13〜15型 |
お仕事によっては、Wordで提出を求められることもあります。WindowsのPCには、インストールされていることもありますが、ない場合もあります。インストールされていない場合は、購入が必要なので、事前に確認しましょう。
2.クラウドソーシングサイトに登録する
必要なものが準備できたら、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。クラウドソーシングサイトとは、お仕事を依頼したい人と受注したい人のマッチングサイトです。
クラウドワークスとランサーズの2つが有名です。私も2つとも登録し、最初に受注できたクラウドワークスで実績を積みました。
クラウドワークス
画像出典:CrowdWorks
登録は無料でできます。ライターはもちろん、データ入力や文字起こしなど、200種類以上の在宅ワークがあります。登録すると、詳しい仕事内容や報酬が見れます。
ランサーズ
画像出典:ランサーズ
ランサーズも登録は無料です。ジャンルが細かく分かれていて、仕事の種類は350以上とクラウドワークスより多くなっています。
報酬の約20%が手数料として引かれます。ただでさえ単価が低いのに、20%も引かれて痛いですが、実績を積めば企業と直接契約を結ぶこともできます。実績を積むための場として考えましょう。
3.プロフィールを入力する
登録したら、プロフィールを入力していきます。依頼する側もプロフィールが充実していると、どんな人かわかり、安心してお仕事を頼めます。具体的には次のような内容を書きましょう。
属性(主婦、会社員、学生、フリーターなど)
職歴
スキル
興味・関心のあるジャンル
仕事の内容やスキルについては、詳しく書きましょう。依頼者に頼みたい分野の知識があると判断される可能性があります。
未経験の場合は、社会人としてのスキル(納期を守る、報連相をしっかりする)、文章を書くのが好きなことをアピールしましょう。
また、「初心者」「未経験」は書かないようにしましょう。依頼側は「初心者OK」「未経験可」などと書いていることも多いですが、経験のない方に頼もうとは思いません。
例えば、保険の相談をしたいとき、「未経験ですが頑張ります!」という方に頼もうとは思わないですよね。初心者や未経験の言葉に甘えないようにしましょう。
4.案件に応募する
いよいよ、お仕事に応募していきます。本業に関係するものや興味・関心のあるものがいいでしょう。今までの経歴と関係ないものだと、もし採用が決まっても苦痛になってしまいます。
未経験の場合は、次の4つのポイントを確認して応募しましょう。
・マニュアルがあるもの
・企業が募集しているもの
・文字単価0.5〜1円
・週あたりの納期本数
クラウドワークスであれば「未経験可」で、初心者でも応募できる仕事を探せます。依頼者のプロフィールから企業か個人か判断できます。本人確認の有無、募集実績、プロジェクトの完了率などを確認します。
募集実績が多いほど、長くお仕事を続けられる可能性があります。
応募するときには、募集要項に記載されている質問に必ず答えましょう。無視すると読んでいないと判断され、不採用となります。
最初は1件応募するだけでも、時間がかかるかと思います。「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」とにかく数をこなすしかありません。不採用の場合、連絡すらないことが当たり前です。気にせず次に行きましょう!
時間に余裕のある方はブログ、余力がない方はnoteでサンプルの記事を作っておくと、実力が判断できるので、受かりやすくなります。
私もnoteでサンプル記事を作りました。ぜひ参考にしてください。
サンプル記事
5.テストライティングを受ける
提案文が通ると、テストライティングへ移ります。その名の通り、ライターのスキルを図るものです。どういったお仕事かを身をもって知ることができます。
マニュアルがある場合は、しっかり読み込み、守りましょう。
納期も指定されることが多いです。納期に間に合えばいい、ではなく、なるべく早めに提出するように心がけましょう。
もし不採用だったとしても、必要以上に落ち込むことはありません。どこがいけなかったのかフィードバックがあれば、きちんと読み、次に活かしましょう。
6.記事を作成する
テストライティングをパスしたら、いよいよ本番です。キーワードや文字数などが指定されていたら、きちんと守りましょう。
マニュアル、納期を守ることはもちろん、他記事の盗用は厳禁です。Web上の記事と似ているものがないか、ツールで調べることができます。
コピペ率を測るツール
執筆が終わったら、必ず推敲しましょう。執筆が終わったら担当者に連絡し、内容の確認を依頼します。修正の連絡を受けたら、すぐに対応しましょう。質がよければ、継続依頼につながります。
もし依頼がなければ、また応募からスタート、これの繰り返しです。
まとめ
Webライターになるには、どうしたらいいのかを解説してきました。私も未経験からのスタートですが、最初のお仕事を獲得するまでが一番辛かったです。応募しても返信がない、テストライティングで落とされるなど、精神的に堪えます。
それを乗り越えて1件獲得できた時の嬉しさは凄いです。自信がつき、数をこなすとスキルもついていきます。テストライティングで経験を積むという考えもあります。
ブログを書いて実績にする方法もありますが、時間がない!という方は、noteでお仕事したいジャンルの記事を書いて、応募文と一緒に送るのがオススメです。
Webライターに向いているかどうかは、正直やってみないとわかりません。いろいろお伝えしましたが、知識として知っていても、行動してみて「あ、こういうことか!」と納得できることの方が多いです。今、行動することで未来が変わる可能性があります。
まずはクラウドソーシングサイトに登録するところから。まだしてない!という方は下のリンクからどうぞ。