明けましておめでとうございます!ゆるゆる更新ですが、お付き合いいただけますと幸いです。
2024年始まりましたね!
新年にやることと言えば!家計の予算設定です!笑
家賃は夫が払っていますが、電気・水道・ガス、インターネットの通信料は私が払っています。(パートは一応扶養内なのに涙)
光熱費の何がめんどくさいって、季節で変動が激しいこと…!
「下がった!」と喜んだり、「上がった…」と悲しんだり。えぇ〜い!いちいちめんどくさいんじゃ!!
固定しちゃえ!と光熱費を固定化して家計管理をするようになったのが4年前です。
この家計管理を始めてから光熱費の変動に一喜一憂することもなくなり、ストレスから解放されました。また、4年連続で少額ですが貯金もできています。
今回はFP2級で金融特化型ライターである私が実践している光熱費の家計管理について解説します。
光熱費を固定化するとは
私は光熱費を固定化して家計管理をしています。光熱費を固定化ってどういうこと?と思う方もいらっしゃるでしょう。
光熱費の固定化とは、「光熱費の予算を組み、毎月一定額を引き落とし口座に入金していく」ということです。
決まった額を入金していくだけなので、「毎月電気代がいくら、水道代がいくら…」と計算する必要がありません。
月によってはマイナスになることもありますが、予算を多めに見積もるため、年間としてはプラスになります。そのため必ず貯金ができます。
大公開!光熱費の固定化で4年間で貯金できた金額
光熱費を固定化して、実際にどれくらい貯金ができたのか、貯金額を大公開します!
ちなみにこれは純粋に光熱費の固定化によってできた貯金額のため、実際の貯金額とは異なります。
光熱費固定化によってできた貯金額 | |
2020年 | 7万9,365円 |
2021年 | 4,387円 |
2022年 | 1,223円 |
2023年 | 5,341円 |
2020年が極端に多くなっていますが、これには大きく2つの理由があります。
理由その1. 引越しのタイミングで電力会社を変えた
引越しを機に、関西電力から楽天でんきへ乗り換えました。使用量分だけ支払う形のため、利用料金が大幅に下がりました。
理由その2.プロパンガスから都市ガスに変わった
こちらも引越しでプロパンガスから都市ガスに変わり、使用料金が大きく変わりました。結果として、組んでいた予算よりも支払額が少なく済んだことから、貯金できた金額が多くなりました。
貯金額を見てこれだけか…と思われた方もいるでしょう。しかし、毎月の計算しなければならないめんどうくさい作業から解放され、同時に少額ながら貯金できる方法です。
光熱費の家計管理の手順
ここでは具体的にどうしたらいいのか、手順を解説していきます!時間がある時にサクッと作ってしまいましょう!
簡単な流れは次のとおりです。
1.各項目の1年間の平均を出す
2.出した平均をもとに予算を組む
3.合計した金額を入金していく
それぞれ詳しく解説していきます。
1.各項目の1年間の平均を出す
まずは各項目の1年間の平均を出しましょう。計算式は次のとおりです。
1年間の利用料金の合計÷12ヶ月=1年間の平均
利用料金は「料金のお知らせ」や引き落とし口座の明細で確認できます。今はWebで見られるところも増えていますね。
2.出した平均をもとに予算を組む
先ほど出した平均をもとに予算を組みましょう。
予算は高めに見積もっておくのがポイントです。物価が上がったり、使い方が変わったり、場合によっては家族が増えたりする可能性もありますよね。
高めに見積もっておくことで、万一どこかの月がマイナスになったとしても、年間を通してみればプラスにできます。
予算の組み方は次のとおりです。
1. 平均額を1,000円台で繰り上げる
2. 1,000円足す
3. 全部の金額を合計する
1. 平均額を1,000円台で繰り上げる
1,000円台で繰り上げるってどういうこと?なんで?と思われるでしょう。
私はお金の管理を1,000円単位でしています。理由はめんどくさいから(笑)というのもありますが、管理しやすいからです。
ATMに小銭を入金すると手数料も取られてしまいますよね。
下の表は実際の我が家の2023年の平均額と1,000円繰り上げた額です。
電気代 | ガス代 | 水道代 | |
平均額 | 9,615円 | 5,644円 | 6,865円 |
1,000円繰り上げた額 | 10,000円 | 6,000円 | 7,000円 |
2. 1,000円足す
先ほど1,000円繰り上げた額に、物価の上昇に耐えられるようにするため、もう1,000円足します。不安な場合は2,000円でもいいでしょう。
2で求めた額に1,000円足すと、次のようになります。
| 電気代 | ガス代 | 水道代 |
平均を1,000円繰り上げた額 | 10,000円 | 6,000円 | 7,000円 |
1,000円足した場合 | 11,000円 | 7,000円 | 8,000円 |
2,000円足した場合 | 12,000円 | 8,000円 | 9,000円 |
足す必要ないんじゃない?と思っていると痛い目をみることになってしまいます。
実際にここ4年の我が家の光熱費の平均を見てみましょう。
電気代 | ガス代 | 水道代 | |
2020年 | 8,832円 | 4,679円 | 6,689円 |
2021年 | 6,569円 | 4,900円 | 6,479円 |
2022年 | 9,630円 | 5,882円 | 6,783円 |
2023年 | 9,615円 | 5,644円 | 6,865円 |
水道代に大きな変化はありませんが、電気代が大きく上がっているのがわかります。またガス代もジワジワと上がっているのがわかりますね。
予算は多めに見積もる!これが鉄則です。
3. 全部の金額を合計する
予算が組めたら全部の合計を出しましょう!
例で挙げた予算の場合、2万6,000円(予算で2,000円足した場合は2万9,000円)を毎月入金していくことになります。
実際の利用料金はエクセルやスプレッドシートなどで記録しておきましょう。利用料金のお知らせが来たらすぐに記録するのがポイントです。
1年間でプラスになっていればOKです。
家計管理のコツはどうラクにするかがポイント
FP2級を取得し、金融特化型ライターとして活動している私が実践している光熱費の家計管理についてお伝えしました。
家計管理のコツはどうラクするかです。生活をしていくうえで、お金からは目を背けることができません。
いかにラクして続けるか、かつ貯めていけるかがポイントです。今回ご紹介したのはあくまで1つの例です。
家計管理が苦手…という方はぜひ試してみてください。自分に合った方法を見つけましょう。